コロナの状況が落ち着いてきたけど、雇用調整助成金ってもう申請できないの?
2023年04月17日
こんな人にオススメ!
- 雇用調整助成金について最新の情報を知りたい
- 何かしら自社で活用できる助成金がないか知りたい
コロナの状況が落ち着いてきたけど、雇用調整助成金ってもう申請できないの?
雇用調整助成金の「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例」については、2023年3月31日で終了となりました!
雇用調整助成金の現状
コロナ禍に多くの企業が申請し有名となったのは「雇用調整助成金」の「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例」であり、あまり知名度は高くありませんでしたが、この特例とは別に元々「雇用調整助成金」は存在していました。
そのうえで、「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例」については、2022年12月1日より経過措置となり、この経過措置も2023年3月31日をもって終了となりました。
また雇用調整助成金と似た性質の「緊急雇用安定助成金」についても、同様に2023年3月31日で終了となっています。
「緊急雇用安定助成金」とは
雇用調整助成金と同様、新型コロナウイルスの感染拡大により、売上が縮小し雇用の維持が難しくなった会社を援助するためのものです。
「雇用調整助成金」と「緊急雇用安定助成金」の違い
どちらの助成金も、コロナの影響で会社が休業となった際の従業員へ支払う休業手当の一部を補填するものですが、「雇用調整助成金」が原則として雇用保険に加入している従業員が対象であるのに対し、「緊急雇用安定助成金」は雇用保険に加入していないパートやアルバイトも対象とするところに違いがあります。
上限はなんと1億円!これから間違いなく人気の出る助成金とは!?
前述の通り「雇用調整助成金(新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例)」や「緊急雇用安定助成金」が終了してしまい、がっかりされた方も多いかと思いますが、実は裏を返すとこの時期が一番チャンスなんです!
というのも、ここ数年で多くの予算が割り当てられていた「雇用調整助成金」や「緊急雇用安定助成金」がなくなるということは、その分の財源が新たに他の助成金にあてられるため、このタイミングで次にどういった助成金に力を入れていくのかがあらかじめ分かれば、助成金を効率よく活用できるようになります!
2023年4月以降特に注目なのは、「研修」と「処遇改善」に関する助成金です。 以下で代表的なものを少しご紹介します!
「研修」に関する助成金:人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)
人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)は、新規事業の立ち上げに必要な人材育成やリスキリングに取り組む会社が申請可能な助成金で、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部が助成されます。また国として非常に力を入れている分野であり、助成率も中小企業であれば経費の75%、最大で1億円と非常に優遇されております!
「処遇改善」に関する助成金:キャリアアップ助成金(正社員化コース)
こちらは知名度も高く人気の助成金のためすでに知っている方も多いと思いますが、非正規の社員を一定のルールを満たした状態で正社員に転換させた場合に申請できる助成金です。金額は1名につき57万円でしたが、来年度より上記の人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)と組み合わせて申請することで、金額が加算される見込みで一層注目されることが予想されます!
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