【初心者必見!】助成金でつまずきやすい3つのポイント、知ってますか?
2023年04月17日
この記事の要点
- 助成金制度は、従業員が働きやすい環境作りへの取り組みを支援するための制度
- 助成金制度の意義は金銭的な面よりも、むしろ様々な経営課題の解決につながる点が重要
- 申請時につまずきやすい3つのポイントは、「助成金の選定」「書類作成」「行政窓口とのやり取り」
- 助成金を上手に活用するためには、専門家への相談等、事前準備が大切
「人を増やしたい」、「従業員が働きやすい職場作りをしたい」、「業務効率化して、生産性を高めたい」など、会社をもっと良くしたいと思ったときに、「助成金を活用できないか!?」と考えたことはないでしょうか?
この記事では、今後自社で助成金を活用していきたいと考えている方に向けて、助成金を活用するメリットや多くの会社がつまずく3つのポイントについて、詳しく解説していきます!
「助成金について一から知りたい」という方から、「今までは外部に依頼して申請していたけど、自社で申請できるようにもっと詳しく知りたい」といった方まで、幅広い方にお役に立てる情報をお届けします!
助成金制度は、従業員が働きやすい環境作りへの取り組みを支援するための制度
まずはじめに、既にご存じの方も多くいらっしゃるかと思いますが、「助成金制度とは何か?」について簡単に触れたいと思います!
一言でいうと、「働きやすい環境作りに取り組む企業に国が金銭的な支援をする制度」です。雇用保険料を支払っている法人(個人事業主含む)であれば誰でも活用できます。
「雇用保険料」が財源となっており、厚生労働省が管轄しているものが一般的です。「借入」ではなく「支給」されるものであるため、返済不要となります。
助成金制度の意義は金銭的な面よりも、むしろ様々な経営課題の解決につながる点が重要
次に、助成金制度のメリットについても、簡単に解説します!
お金がもらえる
まず最もシンプルなメリットとしては、返済不要のお金が支給されることです。運転資金、設備投資など使用用途は自由となっています!
世の中で認知されている助成金のイメージの大半は、この「お金」の部分かと思います。ですが、実は知られていない助成金のメリットが、他にもたくさんあります!
雇用の安定・促進
従業員の研修や福利厚生の促進をすることでもらえる助成金が多くあります。そのため、助成金を申請する=自然に会社がよくなっていき、従業員の離職防止や採用力の強化につながります。
生産性の向上
社内の業務改善や設備投資をすることでもらえる助成金もあります。会社全体の生産性を高め、従業員の業務効率化やモチベーション向上にもつながります!
様々な経営課題の解決
他にも、多くの会社が抱えている様々な経営課題を解決するためにも助成金制度は活用でき、一例として以下のような経営課題の解決にもつながります。
「助成金」=「金銭的なメリットだけ」ではなく、むしろ助成金の本質的な価値は、実はこういった「会社と従業員のための制度である」という点にあるのです!
上記の通り、助成金はとてもメリットの大きい制度です。ですが、未経験の状態で軽はずみに飛びつくと大抵が上手くいかず、「大量の時間とコストをかけたのに、結局1円ももらえず終わってしまった」となりがちです。
なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか!?それは、助成金を申請するうえでつまずきやすい3つのポイントがあるからです!
申請時につまずきやすい3つのポイントは、「助成金の選定」「書類作成」「行政窓口とのやり取り」
助成金を申請するうえで、つまずきやすい3つのポイントがあります。
以下、順番に見ていきましょう!
1.助成金の選定
つまずきやすい1つ目のポイントが、「助成金の数が多すぎて自社に合うかどうか判断できない」という点です。 具体的には、下記のような声がよくあげられます!
例えば助成金の中には、「シングルマザーを採用したらもらえるもの」や、「男性従業員が育休を取得したらもらえるもの」など様々な場面で活用できるものがあるのですが、数が多すぎて調べきれず、機会を逃してしまっている会社が大勢あります。
2.書類作成
つまずきやすい2つ目のポイントですが、「申請のための書類作成が難しく、不備なくこなすのは困難」という点です。
具体的には、下記のような声がよくあげられます!
助成金の申請では膨大な数の書類の提出が複数回にわたって求められます。これらの書類は、それぞれ記載するうえで独自のルールが設けられており、それらを把握するためには各助成金毎のマニュアルに目を通す必要があるのですが、何ページもある中でどこに何が書かれているか特定するのも容易ではありません。また、「見つけられても書かれていることが分からない」や「そもそも書かれてなく労働局などに確認が必要」といったこともあるあるの一つです。
3.行政窓口とのやり取り
最後に、つまずきやすい3つ目のポイントが、「行政窓口とのやり取りが大変」という点です。
実は、助成金申請で一番の難関がこちらとなります!具体的には、下記のような声がよくあげられます!
一見、「助成金申請=ルール通りに書類を用意し、提出すればOK」と思われがちですが、助成金申請の場合、マニュアルに書かれていないことを指摘されてしまったり、書かれていない書類の提出を求められたりと、臨機応変な対応が必要となります。
これは、はじめて申請する際や申請経験が少ない場合に必ずといっていいほどつまずくポイントで、独学でやり切ろうとすると膨大なコストがかかってしまい、結果として、「助成金で受給できる額<申請のためにかかったコスト・人件費」となってしまう可能性まであります!
助成金を上手に活用するためには、専門家への相談等、事前準備が大切
上記に記載したような壁はありつつも、冒頭でお話しした通り、助成金制度は会社にとって多くのメリットがあります!また、「採用・機器導入・休暇」など、実は意外と会社で助成金制度を活用できるチャンス・タイミングは多く、「活用できるのに知らなかった…」「受給のチャンスを逃してしまった…」となってしまうのは非常にもったいないです。
専門家や周囲の人に相談してから始めるのがオススメ
助成金を一からはじめるうえで何より大切なことは、事前にしっかりと調査や準備をしておくことです。すべて1人でやろうとするのではなく、社労士などの専門家や知り合いの助成金の申請経験が豊富な方などに相談し、まずは情報収集から始めましょう!
いかがでしたでしょうか。この記事では「助成金」というテーマで、「助成金制度の概要」や「助成金制度のメリット」、また「助成金を自社で申請する場合の3つのポイント」についてお話ししてきました。「助成金を自社で申請するかどうか」で迷っていた方にとって、この記事が次の行動に移すきっかけになればとても嬉しいです!
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