テレワークで活躍する人材とは？テレワークの第一人者が採用時に大事にしているポイントを紹介

長らく続いたコロナ禍の影響により、世の中にテレワークという働き方が普及しました。テレワークは子育てや介護を前提とした働き手の働く手段のみならず、多様な価値観が認められる時代や社会に適合した働き方と言っても過言ではなく、求職者が企業を探す上でも応募のポイントの1つとして重要になっており、現在では、会社として持っておかなければいけない働き方の選択肢となりつつあります。

一方、テレワークを導入したものの「獲得した人材がなかなか活躍できない」「採用したはいいもののすぐに辞めてしまう」などの課題も聞こえてきます。今回は、テレワークの第一人者であるTRIPORTグループが採用時に大切にしている2点をご紹介します！

「当事者意識による自走力」が重要！

TRIPORTグループは、実はコロナ禍になる前、2014年の創業時より100％テレワークを実践しています。そのため、「採用＝テレワークで働く」となっており、創業時からいかにテレワークにマッチする人材を獲得するか？が課題となっていました。

色々な試行錯誤がありましたが、その結果、採用の指針として大事にしているのが「自走力」と「価値観・文化への共感」です。

自走力とは？

自走力とは、当事者意識を持って物事に取り組む姿勢であり、個人としてもチームとしても最大限のパフォーマンスを発揮し理想を具現化していくためには、自走力が大事だと考えています。TRIPORTでは、「自走力」を発揮するために必要な要素として下に記載するような定義をしており、入社時のマッチングをはかる指標のみならず、入社後も継続的に強化していく必要がある要素としています。

自走力① 物事の本質を見抜き、当事者意識を持って自ら行動し結果を出す力

TRIPORTは、何かの課題に対して、既存の価値観や常識からアプローチするのではなく、一人ひとりが目の前の課題を「本質」から理解し向き合うことで、社会課題を「解決」していくことできると考えている会社です。そのため、メンバー一人ひとりにも、物事の本質を理解したいという思いを持っていること、またそれに基づいて自ら具体的に行動できることが必要と考えています。

自走力② 貢献する意識

「まず最初に自分が利益を得る、楽をする」というような利己的な人物は求めておらず、チームや会社といったコミュニティに自ら貢献すること、そして、社会に貢献することに意識と意欲があり、その先にはじめて自らが適正に評価されるという考え方を大事にしています。そのため、自分の行動で社会を変えられる可能性があること（社会における自分の価値・存在意義）を多少なりとも自覚していること、そして、変えたいと心から思えていることも重要となります。

一人ひとりが、このような意識を持つことで、相手の立場に立っての言動ができ、より高いパフォーマンスを発揮できると共に、事業創造やサービス提供の場においても、より社会的意義の高いアウトプットができると考えています。

自走力③ チャレンジ精神、成長欲、変化を楽しむ姿勢があるか

事業においても働く環境においても、常に理想を追求しチャレンジし続けることが必要であり、チャレンジには失敗や時に大きな壁にぶつかることも多々あります。しかし、そんな時にも努力を惜しまず、かつ、前向きな姿勢を持って積極的に行動することが非常に重要であると考えています。また、その先に明るい未来があると信じていることも大事で、多くの試練を乗り越えた先には個としても、そして組織としても大幅な成長があり、明るい未来が確実にあります！これらの考え方の根幹にある要素としては「変化を楽しみながら、自ら行動できるか」という点が重要です。

自走力④ 自律した考えや振る舞いがあるか

TRIPORTでは、メンバーの一人ひとりが自律した考えや振る舞いができることを重視しており、一人ひとりに裁量があるからこそ、自らの役割や仕事への価値・意義を自ら見出す意識・姿勢が重要になると考えています。もし何か問題が起こった時にも、相手のせいにして他人を変えようとするのではなく、まずは相手を理解しようとする姿勢や、自分自身が変化することで改善される可能性はないのか模索してみる姿勢が大事であり、「自分を変えられるのは自分だけという意識を持って、常に自分との対話も欠かさない」。この姿勢は、仕事に取り組む姿勢のみならず、仕事とプライベートのバランスを整える上でも重要だと考えています。

「価値観・文化への共感」が重要！

また、こちらはテレワークのみに限らず必要な要素ですが、その人が会社と同じベクトルの価値観を持っていることは非常に重要です。この記事を読んでいる方も、共感される方が多いのではないでしょうか？

メンバー一人ひとりの個性や能力を存分に発揮しながら、チームで役割を果たしやりがいを持って働ける環境・文化を創造するためには、メンバー一人ひとりが会社の価値観に共感し、その価値観に基づいた行動や振る舞いができることが必要です。

TRIPORTは、テレワークに適した人材であることはもちろん、価値観・文化への共感も非常に大事にしています。どちらが欠けても長く活躍できる人材の獲得にはつながらず、このような点を軸に採用活動を進めることで、「テレワークに適した人材の獲得であるか」「その人らしく働けるか」「役割を果たすことに楽しさを感じられるか」をしっかりと確認しています。

もし何かの参考になりましたら幸いです。

今回はTRIPORTにおける「テレワークに適した人材」にフォーカスをして記載しました。採用に関してはその会社の状況や方針によりお悩みは様々かと思いますが、もしテレワーク・採用に関して気になることがある、TRIPORTの成功事例などについてもっと詳しく聞きたいなどありましたら、まずは下記よりお気軽にご相談くださいませ！